心を落ちかせる呼吸法「共鳴周波数変動トレーニング」

スポーツアスリートのメンタル強化方法として注目している呼吸トレーニング法があります。

 

「共鳴周波数呼吸トレーニング」

 

心拍変動バイオフィードバックの世界的権威 ニュージャージー州立大学のポール・レーラ博士が7年前に日本バイオフィードバック学会で公演されてから注目されだしました。

 

(研究者の間だけですが) 簡単に言うと最もリラックスに効果的な(呼吸)周期は一人一人微妙に異なるというところが特徴です。

 

基本的には吸う・吐くの長さの割合は1:2で吐くほうを長くします。

 

これを1回の呼吸数とします。

 

1分間当たりの呼吸回数を4.5回~6.5回の範囲の中でその人に合った呼吸回数を装置を使って割り出します。

 

下の画像資料のように呼吸と心拍数のリズムが共鳴して同じような波長になります。

 

f:id:neurolab123:20230207143644j:image

 

自分に合った呼吸リズムで1日20分のトレーニングを積んでいくと、呼吸効率が高まっていくそうで疲れにくい体になります。

 

アメリカの陸上選手たちの何人かは、高地トレーニングを止めこの共鳴周波数呼吸トレーニングで呼吸器系を鍛えているとの情報もあります。

 

スポーツアスリートのリラクゼーション法としては注目すべき方法です。